あなた、もしくはあなたのパートナーがワキガなので、子供もいつワキガになるのかと心配されているのではないでしょうか。
ワキガは遺伝するので、子供もワキガになる可能性があります。
では、もし子供にワキガが遺伝していたら、何歳からワキガは発症するのでしょうか?
ワキガは何歳から発症するか
子供のワキガは一般的に思春期、中学に入る頃に発症すると言われています。
ワキメンも中学生の時にデオドラントを手渡されたのを覚えているよ!
ちなみに思春期は、10歳~18歳までと言われており、男の子の方が1年くらい遅いそうです。
思春期の身体の変化で気づく
思春期には、女の子と男の子の身体の変化が著しくありますので、以下の身体の変化があれば、同じくワキガも発症し始める確率も高いので覚えておきましょう。
女の子の場合
初経が起きたり、乳房の発達、デリケートゾーンや脇に毛が生えてくる時期
男の子の場合
のどぼとけが出てきて声変わり、デリケートゾーンや脇に毛が生えてくる時期
低年齢化している
上記では、中学生頃と書きましたが、現在では小学低学年の子供でもワキガを発症させているケースが増えているようです。
子供の身体の発育が早くなっていると同時に、ワキガの発症も低年齢化しているんです。
ワキガ、脇汗の手術医師で有名な五味先生も、実際に子供を手術していて、低年齢化を目の当たりにしているようです。
ワキガ臭も強くなっている
低年齢化と同時に問題になっているのが、子供のワキガ臭が強くなっているということ。
ワキガ臭が強くなっている大きな原因は、食生活の欧米化です。
コンビニ飯や、ファーストフード、肉類が中心の食生活になり体臭が悪化しています。
子供のワキガにおすすめのデオドラント
子供の腋臭におすすめのデオドラント
https://wakimen-happylife.com/child_recommend_deodrant/
子供のワキガの原因は
脇には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2つの汗腺があります。
「エクリン汗腺」
人間のほぼ全身の体表面に分布している汗腺で、人間が出す汗の殆どはこのエクリン腺から出ています。
ココから出る汗は、99%が水分で、あとは、塩分が少し入っています。
「アポクリン汗腺」
脇やデリケートゾーンなど、決まった箇所にある汗腺で、ワキガの原因となる汗が出ます。
ココから出る汗は、水分以外にタンパク質・脂質・アンモニアなどを含んでいます。
このアポクリン汗腺から出た汗を、脇の皮膚にある雑菌が分解するときにツンとした独特なにおいを発生させるのです。
これがワキガです。
思春期になると、このアポクリン汗腺も発達しワキガが発症するのです。
ワキガの原因については、こちらに詳しく書いた記事がありますのでご参照下さい。
https://wakimen-happylife.com/cause_of_wakiga/
ワキガは遺伝する
両親両方とも、もしくはどちらかがワキガ体質だと子供がワキガになる確率が出てきます。
両親共にワキガの場合は、80%の確率。
両親の片方がワキガの場合は、50%の確率。
ワキガの遺伝については、こちらに詳しく書いた記事がありますのでご参照下さい。
いじめの原因になることも
最近では、体臭によるいじめが学校でも問題になっているそうです。
以前は「ブス!」「馬鹿!」といった言葉が飛び交っていましたが、現在では「クサイ!」「きたない!」といった言葉を使う子供が増えているんです。
馬鹿って言われるより、クサイって言われたほうが傷つきますよね。
これが原因で登校拒否や引きこもりになることもあるので、早めに気づいて対策をしてあげることが大切です。
子供自体は気づいているか
子供は気づかない可能性が高いかと思われます。
ワキメンは親から言われて初めて知ってデオドラントを塗ってはいましたが、言われた後も自分が臭いという認識はありませんでした。
ただ、友達やクラスメイトに毎日のように言われていたら、やはり気づかないことはないでしょう。
5つの対策手段
子供へのワキガ対策として、いくつかありますので挙げていきます。
①子供の心の変化を見逃さないこと
親として心配なのは、ワキガというよりは友達との関係やいじめに発展しないかということのはずです。
物理的なニオイ対策はもちろん必要ですが、ワキガが原因によって、子供の生活に支障が出ていないか、アンテナを常に張っておくことが重要なのではないでしょうか。
また、心配のしすぎも子供に無意識レベルで伝わってしまい、悩みに発展することがあるので注意しましょう。
②ワキガの手術
ワキガの原因であるアポクリン汗腺を摘出する手術や、アポキリン汗腺の働きを弱める注射などがありますが、子供の頃はあまりお勧めできません。
なぜかと言うと、身体が発達中の身体に手術をしても、再発する可能性が高いからです。
手術は症状がよっぽどの重度で、身体が完全に大人になってから検討することをお勧めします。
③制汗剤、デオドラントを使う
一番手っ取り早く、即時に効果を得ることが出来るのがこれです。
ワキメンもこのサイトでは、制汗剤、デオドラントを一番にお勧めしています。
ただ、制汗剤やデオドラントには効果が強いもの、敏感肌用などたくさんの種類がありますで、症状や子供の肌と相談しながらどれを使えばいいか判断しましょう。
肌に優しいデオドラントが良いという方には、ラプカルムをお勧めしています。
このデオドラントは、日本で製造されており、無添加なので肌に優しく安全です。
持続力も1日とあるので安心です。
④衣類を清潔に保つ
洗濯をまめに行ってニオイを取るのが理想なのですが、ワキガのニオイは一度染みつくとなかなかとれないのがやっかいなんです。
ブログ主のワキメンも、ワキガのニオイがしみついて何枚も洋服を買い換えています。
お金が少しかかってしまうデメリットもありますが、新しい服を用意することもワキガのニオイ対策になります。
⑤食生活を正す
これをやったからといってワキガがなくなるということはありませんが、ワキガの症状を抑えることは出来ます。
肉類中心の食生活から、野菜をたくさん取る食生活に変換していくことで体臭を抑えることが出来ます。
例えば、牛乳から豆乳に変えるのも良いと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ワキメンの場合は、中学校の頃に発症したみたいですが、全く自覚はありませんでした。
親にそっとデオドラントを渡されたのだけ覚えています。
今思うと、親はそっと見守ってくれていたような気がします。
部活から帰ってきた時は「クサッ!」って言われた事は何度もありますが笑
子供の事を心配するのは親としては当然ですよね、でも心配しすぎも逆効果になることがあるんです。
子供はわかってないようで無意識に親の考えていることを理解しています。
そっと見守りながら、本人が気づいたら優しく相談に乗ってあげて下さい。
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