いきなりですが、皆さん「汗止め帯」ってご存知ですか?
舞妓さん達の高帯の知識を利用して作られた帯で、胸上部に巻くことで顔や脇にかく汗をコントロールしています。
汗っかきな私達にもこれが本当に使えたら便利そうですよね。
この「汗止め帯」、2016年の夏にバイキングという番組で注目され、飛ぶように売れたみたいなんです。
それでは早速、「汗止め帯」についてみていきましょう。
舞妓さんが汗をかかない理由
舞妓さんといったら化粧をして顔が真っ白という印象がありますが、夏の暑い時期だと汗をかいてしまい化粧もボロボロになって大変なはずです。
しかし、舞妓さん達は対策をしっかりしているので、化粧崩れはしないんです。
その対策というのが、「舞妓の高帯」というもので、着物を着るとき、帯の場所を高めで巻いて発汗をコントロールしていたんです。
舞妓の高帯を利用した「汗止め帯」
そんな舞妓さん達の生活の知恵からヒントを得て作ったのが、「汗止め帯」なんです。
出典:元気生活 汗止め帯
舞妓さん達は、胸の上部に帯をつけて発汗をコントロールしています。
顔と脇の汗を止めてくれる汗止め帯ですが、胸の上部に着けるだけでなぜ汗が止まるのか?
詳しく仕組みをみていきましょう。
皮膚圧発汗・反射の原理
これは、生理学者の高木健太郎先生が発見した身体に起こる法則を利用したもので、
皮膚を圧迫すると圧迫した側の半身に、汗を抑える力が働きます。
しかし、身体には一定の発汗をしようとする働きもあるので、圧迫されていない側は、圧迫されている分の汗をかきます。
胸の上につけた場合、胸より上が圧迫されるので顔や脇の汗を抑えることが出来ます。
そもそも立っていたり座っているだけでも、下半身が圧迫されていて上半身に汗をかきやすくなるんです。
横になって寝ると地面側の半身が圧迫されるので、地面とは反対の天井側の半身で汗をたくさんかくようになります。
要するに、取っている姿勢や体勢で汗のかき方が変わってくるって事なんですよね。
汗止め帯詳細
汗止め帯は商品化されていて、「ノーマルタイプ」と「レースタイプ」があります。
「レースタイプ」は、女性の下着の一部に見えるよう工夫されているようです。
ノーマルタイプ 2,160円税込 送料無料
レースタイプ 2,160円税込 送料無料
サイズ展開もXS~3Lとかなり広いです。
胸をしめると同時にツボを刺激
胸部分と脇の下にあるツボを帯についた突起が刺激をして汗を抑制しています。
1日中着けてて大丈夫なのか?
短時間の発汗コントロールなので、長時間はお控え下さいとあります。
違う部分で発汗を補うから、汗の量は結果的には変わらないかもしれないけど、長時間は身体に負担がかかってしまいそうですよね。
口コミやユーザーの反応は?
楽天やアマゾンを見ましたが、総合評価はどちらもあまり良くないです 笑
ですが、滝汗がじっとりかく汗になったという人も見かけました。
出典:楽天
出典:アマゾン
最後に
いかがでしたでしょうか。
個人的には、強力な制汗剤やデオドラントには痒みやかぶれなどの副作用が起こる可能性があるので、それを考えるとそういった身体へのリスクは少ないんじゃないかなと思いました。
が、口コミを見ていると、デメリットもなかなかありそうです…汗
やっぱり使ってみないと本当の事はわかりませんね!
こちらの商品に関しては、ちょっと様子見でタイミングで購入してレビューしてみようかなと思います!笑
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