「あれ?今日はワキガのニオイがちょっと強く感じるなぁ…」
と日によってワキガのニオイの強さが変わっていることに気づいたことはありませんか?
これは洋服の素材が関係している可能性が高いです。
ワキメンも気づいたのは最近のことなんだけど、ジャージを着るといつにも増してワキガ臭が強いんだ…。
このように、素材でワキガの強さが雲泥の差で変わってしまうんです。
ワキガは洋服からにおってることが多い
そもそもワキガ自体もくさいのは間違いないのですが、そのニオイが服に染み付き、周りにニオイをばら撒いていることのほうが多いのです。
裸のときは意外とニオイは感じないはずです。
洋服があると、素材によってはニオイや汗をこもらせ、結果的に周囲に不快なニオイをばら撒いてしまっているのです。
それではさっそく、相性の悪い服の素材をみていきましょう。
相性の悪い服や下着の素材は?
ポリエステルやポリウレタンといった化学繊維素材です。
ウール、レーヨン、ナイロン、アクリルも化学繊維素材となります。
ジャージやワイシャツにスーツ、あとはアウターでも化学繊維素材が多い印象です。
相性が悪い理由
吸湿性がないため汗の逃げる場所がありません。
よって臭いの元となる雑菌は繁殖し続け、わきがが悪化するという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
しかもニオイの分子は小さいため、汗は吸い込まなくてもニオイは染み付きます。
化学繊維素材は、ニオイが一度つくとなかなか取れないので厄介です。
具体例
これは、「74%ポリエステル 26%レーヨン」全て化学繊維素材で出来た服です。
伸縮性もあり動きやすいのですが、非常に蒸れますし臭いがこもります。
最近のスポーツウェアは、吸湿性と速乾性の両方あるものが出たりしていますが、汗を吸湿してくれて乾くものの、臭いは残ってしまうため化学繊維素材のスポーツウェアを着るときは注意が必要です。
相性の良い服と下着の素材は
ずばり綿や麻を使った天然素材の服や下着です。
女性で言えば、下着はシルク(絹)なんかもとてもワキガと相性の良い天然素材と言えるでしょう。
相性が良い理由
掻いた汗や臭いを吸着してくれるので、外にもれずらくなります。
汗を吸い取ることによって、蒸れを解消し臭いのもととなる雑菌の繁殖を抑えます。
具体例
「55%HEMP 45%ORGANIC COTTON」とありますね。これは55%の麻と、45%綿の天然素材でてきた服です。
汗をとても吸収してくれるのはいいのですが、少し乾きづらいというデメリットもあります。
品質表示で確認しよう
みなさんは、服や下着を買う時、「品質表示」部分をいつも見ていますか?
ちなみにワキメンは以前アパレル関係の仕事をしていたため、服や下着を買う時はいつも見ています。
どこにあるのかというと、首元や裾裏部分によく品質表示が必ずついています。
上記写真は有名なラルフローレンさんの品質表示ですが、中央に「100% COTTON」とあります。
ちなみに「100% COTTON」=綿100%といことになり、この綿は吸湿性が高く汗を吸い取ってくれる素材です。
服や下着に求められていること
肌触り
サラッとした肌触りの素材やな寝る時はなめらかな肌触りの素材など用途によって様々
デザイン性
色や形、シルエットなどお洒落に必要なポイント
伸縮性
運動をするときなど、動きやすさを重視するときのポイント
吸湿性
運動をした時などに掻いた汗を吸う力
速乾性
汗を掻いた時に、より早く乾かす力
天然素材と化学繊維について
服の素材には、大きく分けて「天然素材」と「化学繊維素材」があります。
天然素材
天然素材とは、綿や麻、またウールやシルクの植物繊維のことを言います。
吸湿性にとても優れていて汗を吸い取ってくれます。
また、臭いを吸着してくれ、臭いを外に出すのを防ぎます。
値段も手頃で頑丈なので洗濯もしやすい素材でもあります。
化学繊維素材
化学繊維はポリエステル・レーヨン・アクリル・ナイロン・ポリウレタンなどがあります。
これらは吸湿性がほとんどなく、掻いた汗を服の外側に出す通気性が悪いため、臭いや汗がこもってしまいます。
ただ、表面についた水分を乾かす力は優れているため、乾きやすいといったメリットや伸縮性もあるため動きやすいといったメリットがあります。
服についたワキガ臭と黄ばみの落とし方
家で出来る洋服の黄ばみやニオイの落とし方です。
ワイドハイターといつも使っている洗剤で落とす事が出来ます。
熱めのお湯にワイドハイターと洗剤を溶かし、そこに子供服を漬け込んでいつも通り洗濯するだけです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
洋服や下着に化学繊維素材のものを着ると、ワキガのニオイが悪化してしまうことがわかりました。
ワキガの人は、できるだけ綿等の天然素材の洋服を着ることをオススメします。
ワイシャツに関しては、ほとんどの方が毎日着ているものなので避けることは難しいかもしれません。
そういった方は、インナーとして綿素材のtシャツを着用したり、脇汗パットを使用してみるのも良いかもしれません。また、直接ニオイが出る衣類にスプレーをかけて防臭する方法もあります。
自分の環境や状況にあった対策を行って、ワキガのない気持ちよいライフを目指していきましょう。
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