ワキメンは、母からの遺伝でワキガになりましたが、このブログがきっかけでワキメンの母もかなりワキガで嫌な思い出があることを知ったので、
今日は私の母の壮絶なワキガ話をしてきます。
ワキメンの母プロフィール
現在は、60代で専業主婦です。
脇の症状は、ワキガが中程度の重度より、脇汗も重度の多汗症です。
レーザー手術の経験をしています。
ワキメン母のお父さん(ワキメンにとってはおじいちゃん)が重度のワキガで、遺伝しています。
母のお父さん家系がみんなワキガだったそうで、ワキメン母のお父さんは、ワキガが原因で人間関係も上手くいっていなかったそうです。
ざっくりでしたが、ワキメンの母がなんとなく想像つきましたでしょうか。
ワキガが発症した中学時代
今から50年くらい前でしょうか、当時は、制汗剤やデオドラントといった脇をケアするアイテム自体がなかったので放置していたそうです。
特に嫌だった学校のイベントは、体育と健康診断。
洋服を脱ぐタイミングですね、ニオイがあからさまになってしまうからでしょう。
ニオイが気づかれてしまうといじめの原因にもなりかねませんからね。
1960年代の脇のケア事情
日本の制汗剤で老舗と言ったら、BANでしょうか。
ワキメンの母の口からもBANは前からあったと聞いています。
ウィキペディアで調べてみると、出てきましたよ。
1962年の7月にBANのロールオンタイプが発売されています。
元はアメリカで発売されていたものを日本でも発売した経緯が書いてありました。
その5年後の1967年、スプレータイプが発売されています。
また、制汗剤、デオドラントで有名なニベア花王も設立が1971年なので、60年代まではほぼ制汗剤やデオドラントはなかったといっても言いでしょう。
ミョウバンの存在を知った高校時代
高校時代になり、親がミョウバンを使用していることを知り、ミョウバンを使用していたそうです。
使い方は、ミョウバンの粉を水に溶かして、塗っていたとの事。
しかし、効果は薄く、気休め程度しかワキガのニオイはおさまらなかったそうです。
高校へは、電車通学だったのですが、ワキガのニオイがついた同じ制服を着ていくことが本当に嫌だったと言っています。
異性に興味を持ち始める思春期に、こういったニオイの悩みを持つ事ってすごく大変だったと思います。
特に女性はデリケートな問題でもあるので、なかなか周りにも相談が出来ません。
洋服のケアに注力を注ぐ大学時代
大学へ通う頃から、洋服の素材によってニオイの強度が変わる事に気づきます。
対策として、化学繊維の物は着ないようにしたり、毎日着た洋服は必ず洗うといった工夫をして乗り越えていたそうです。
みんなは自由に着たい服を着てる中、自分だけ脇ジミが出来ない形、色の服しか着ることが出来ないため、すごく悲しかったといっています。
また、すきとおった石(なんだろう、ミョウバン石?)など試したりし始めたそうですが、これも気休めの効果しかなかったとのこと。
この時代は、今みたいにインターネットやスマホという簡単に調べられる便利なものがなく、情報源が雑誌か友達、もしくは家族くらいなため、なかなか良い制汗剤やデオドラントにめぐり合えないようです。
30代~
30代になるまで恋愛もほとんどしていなかったので、結婚はあきらめていたそうです。
恋愛なんてもってのほか、臭いって言われるのが怖くて30歳頃まで恋愛はほぼ皆無だったそうです。
とりあえず男性を自分に近づけたくなかったと…
付き合うことなんて考えられなかったと言っていました。
また、30代のいつかは忘れてしまったそうですが、ファッション雑誌で「ラヴィリン」というデオドラントを見つけ、これは少し効果があり使い続けていました。
それでもみんなで旅行行くのも気になったし、お風呂に入るのも嫌だったようです。
そして、40代か50代あたり(もしかしたらもっと後かもしれません、母本人が覚えていません笑)で「Qbクリーム」を発見し、これはラヴィリンよりも効果が見られ、去年あたりまでずっと愛用していました。
ただ、ラヴィリンにしろ、Qbクリームにしろ、ニオイは抑えられるけど、汗を止められないという悩みは解決しないままでいたんです。
また、50代で、ワキメンの母は、レーザー手術をして失敗しています。
手術失敗の詳しいお話はコチラです。
ワキメンがブログを始めた2016年
ワキメンがこのブログを始めた2016年、このブログがきっかけで知った制汗剤「AHCセンシティブ」を母にも勧めたところ、ニオイも汗も止めてくれるので、めちゃくちゃ気に入ってくれて、今では母もこれを愛用しています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ワキメン、母の話が壮絶すぎて正直泣きました。笑
そんなツライ事がたくさんあったのかと。よく生きてきたなと思います。
そう思うと、今の時代は結構恵まれているなと思いました。
確かに現代の方が、ちょっと異常すぎるくらいニオイに敏感で、ワキガじゃない人でも体臭を消すのに必死であったりする世の中ではありますが…
それでもインターネットが普及して、海外のものも買えるようになって、ワキメンは悩みを解決できたし、とても便利な時代です。
とりあえず、母ちゃんが楽しそうに過ごしてくれていてとってもハッピーです。
今では、ワキメンの母、インターネットや外で洋服のショッピングを本気で楽しんでいます笑
こないだなんて、流行のハイネックニットを購入していましたよ。
今までのツライ話を聞いていただけに、ワキメンはとても微笑ましい気分になりました。
母には今まで迷惑をかけっぱなしでしたし、やっとちょっと恩返しできた気分であるワキメンでした。
コメント
江戸時代の人とか、もっと大変だったでしょうね。
いのりさん、コメントありがとうございます。
本当ですよね、昔の人は香袋を袖に入れて香りづけをしていたと聞いたことがあります。
香袋?本当ですか?知りませんでした。
今、本当に良い時代ですよね。
あなた様とお母様の御苦労、お察しします。
今、幸せで良かったです。
良い発信にお目にかかれて良かったです。
有難うございました。
香袋、やっぱりあるみたいですよ。
https://matome.naver.jp/odai/2137716404156973201/2143772415533715703
子供の頃から海外の制汗剤を使用できるのは、本当に良い時代だな私も思います。
ブログお読みいただきありがとうございました。