以前に、五味常明先生の「デオドラント革命」の【前半】部分を読んだレビューの記事を書きましたが、今回は、それの【後半】部分のレビューになります。
前半部分のレビュー記事はこちらになります、是非ご覧ください。
五味先生について
ワキガや脇汗に関して、調べたことがある人なら、五味先生のことは知っているかもしれませんが、まず、五味先生について少し。
五味先生は、ワキガ手術や体臭、多汗症の治療と対策を行っている五味クリニックの院長さんです。
テレビにもよく出ていますね。
また、患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる「心療外科」を新しい医学分野として提唱された方でもあります。
Twitter：@gomiclinic
You tube：五味クリニックチャンネル
ブログ：わきがで悩んでいる方のためのブログ
では、ワキメンがワキガ、脇汗で困っている人たちに共有したくなったことをお伝えしていきますね。
ワキメンが共有したいこと
思い込みってこわい・・・自己臭恐怖症
自己臭恐怖症とは、自分が体臭を発していると思い込んでいる症状のことを言います。
自己臭症とも言います。
職場で自分が事務所に入ると、他のスタッフが窓を開けただけなのに、「自分がくさいから窓を開けたんだ。」のと勝手な解釈してしまって、自分のニオイを原因としてしまう精神的な症状です。
五味先生のクリニックにもこういった方が訪れるそうで、自己臭症なのでニオイを発していないのに手術を行い、結局「まだにおうような気がします。」と再来院される方もいられるそうですよ。
しかも、自己臭症であることを自覚させるため、脇の下に小さい切れ目を入れる試験切開までしてしないと自覚してくれないそうなんです。
思い込みって、めちゃこわいですね・・・
でも、ワキメンも似たような症状がありました。
電車に乗っていると、隣の人が咳き込んだり鼻を触ったりするだけで、「自分のニオイのせいだ。」と思い込んでしまっていた時期がありました。
まぁワキメンは本当にワキガなので、実際ににおっていた可能性もありますが・・・笑
ロゴセラピーが使える
ロゴセラピーとは、人間の単純な心理的原理を応用する方法です。
五味先生は「開き直りの療法」とおっしゃっています。
夜、寝ようとして、布団に入っても寝られないから、朝まで起きてようとすると、いつのまにかスコンと寝てしまったりするものですよね。
この原理を応用するのです。
なので、汗をかきたくないなら、
「もっと汗をかいてやろう、脇から汗よ、出ろーーー！！！」
と自分に言い聞かせるだけ。
これ、簡単かつ有効です。それにしても人間の身体ってなかなか思うように動かせないもんですね。
自立訓練法で心と身体を見つめなおす
五味式自律訓練法は、自己催眠法を発展させたもので、意図的に自律神経をコントロールする方法です。
緊張やストレスを落ちつかせて、局部の汗を抑えます。
この自律訓練法、体得の意思さえあれば誰でも技術を習得でき、日常生活でのストレス解消、心身の健康増進といった意味で積極的に取り入れて良い方法です。
ワキメンも精神性発汗は実体験していて、汗って本当に精神的な負担でかくことが多いんです。
「汗をかくな～！」って思えば思う程かいてしまいますし・・・
なので、この自律訓練法は、自分の心と身体を見つめなおす良いきっかけにもなるし、ワキメンにとってとても興味深い方法でした。
ただ、これ、訓練が必要なので、即効性には欠けるかも。じっくりと、自分の心身と向き合いながら行う方法ですね。
自己訓練法について詳しく書いた記事はコチラ
https://wakimen-happylife.com/method_gomisiki/
ボトックス注射
後半には、ワキガや脇汗に対して手術や漢方などでアプローチしていく方法の説明がありました。
その中でも気になったが、ボトックス注射。
興味を持った理由が、「精神性発汗に非常に効く」と書いてあったから。
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌という毒素から精製された製剤を脇に注射し、発汗を促す伝達物質を抑えます。
簡単に言うと、注入する菌が、発汗をする成分を抑えてくれるんですね。
通常の効果の持続期間は、3,4ヶ月くらいです。
ですが、それ以上に効果を持続させている人が続出したみたいなんです。
その理由が、「ボトックス注射をすれば、いつでも汗を止められる」という、安心と自信が精神面を安定させ、効果が持続しているとのことなんです。
ボトックス注射自体は、物理的な処理ですが、精神面も安定させてくれる思わぬ効果もあったんですね。
ワキメンが読んだ「デオドラント革命」
ワキメンが読んだ、五味先生の著書「デオドラント革命」が気になった方はこちらからどうぞ。
ワキメンから一言
いかがでしたでしょうか。
ワキメン、いくつも実際に試してみたい方法があってとても面白かったです。
それにしても、汗って精神面からかく機会がとても多いことを再確認させられましたね。
これを機に、心身をさらに鍛えていこうと改めて思ったワキメンでした。
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