最近は、図書館に行って脇汗やワキガの本を借りて勉強する日が続いております。
今回は、その中でも比較的読みやすい本を選んでみました。
NHKきょうの健康Qブック10の「気になるわきの下のにおい」という本を紹介します。
著者
小野一郎さん
福島県立医科大学皮膚科助教授。
1949年生まれ。
1974年北海道大学医学部卒業。
専門は皮膚・形成外科学、特に先天異常、レーザー治療、皮膚腫瘍の治療、外傷の治療
内容
全76ページと1日で余裕で読めてしまう本です。
タイトルが「気になるわきの下のにおい」とあるので、読む前は、ワキガの原因や汗臭さとの違いなどが書かれているのかと思ったのですが、そういった知識的なことは前半の10ページ程しかなく、あとは、ワキガの手術・治療例です。
ワキガの症状レベルごとに治療の仕方を説明しています。
感想
では、ワキメンがこの本を読んだ感想、もしくは気になったところをピックしていきますね。
手術をしてもニオイは0にならない?
まず、これを読んで思ったのは、手術をしても完全にはニオイはなくならないよってこと。
もちろん、周りが気にならない程度にまでニオイレベルは落とす事は出来るけど、0にするのは難しいよってことを言っています。
今までは、手術をすれば、きれいさっぱりニオイがなくなるものだと、勝手にワキガの手術を期待&美化していたところがありましたが、そうではないことに気づかされました。
例えば、重度のワキガの人をニオイレベル10とすると、剪除法という脇に切れ目を入れてワキガの原因であるアポクリン汗腺を取る手術をすることで、10あったニオイは1~2のレベルまで落とす事が出来るよと説明しています。
1~2残ってしまう理由も本には書かれていますが、これは、医師によって同じ手術法でもやり方は違うだろうし、一概には言えないでしょう。
診断を受ける前の注意
初診の際に気をつけることを3つ言ってくれています。
あまりここでお伝えしすぎてもあれですので、ここでは1つだけ紹介させていただきますね。
「受診する日の朝は、わきの下の手入れをしないこと。」
ちょっと当たり前すぎたかもしれませんが、ワキメンの場合、一度塗ると1週間は持続する制汗剤を塗っているため、1週間前から制汗剤を使うのを止めなければなりません。
ワキメンも今までワキガの診断を受けた事なかったのですが、本を読んでいたら、自分の脇がどういった状態なのか専門の人に診てもらいたくなりました。
近々診断してもらう予定なのですが、それの予習的な感じで読めたので良かったです。
実際、2週間程脇に何もつけていないので、ニオイと汗がいい感じです。笑
あ、けど、専用石鹸を使ってしっかり洗っているので清潔にはしてますからね。
診断方法について
診察は、やはり脇をくんかくんかするそうです。
場合によっては、看護婦さんにもされるそうです。
!
当たり前なのですが、改めて考えるとなんだか恥ずかしいですね。
今では、なぜか嬉しい気持ちもあって、変態っ気が目覚めつつあります。
話を戻します。
小野先生の場合、ニオイを3段階に分けられています。
「強」レベル
部屋に入ってきた途端ににおうレベル
「中」レベル
「強」ほどではないが、わきの下にガーゼを2~3分挟むと、そのガーゼがにおうレベル。
「弱」レベル
受診当日、わきの下の手入れをした状態では、わきの下に挟んだガーゼからあまりにおいはしない。しかし、違う日にわきの下の手入れを何もしないまま、午後に診察を受け、再びガーゼを挟んでテストすると、少しにおうレベル
「弱」の前半部分はいらない気がしますが笑
このように分けられていました。
手術について
手術については、やはりみなさんが気になる部分について書かれていました。
ワキガの手術にも色々とありますが、こちらの本では剪除法に特化して書かれています。
「傷跡は残らないの?」
「手術後、脇毛はちゃんと生えてくるの?」
「運動はいつから始めていいの?」
などなど、こういったきになる疑問に答えてくれています。
後は、検査から手術の流れ、術後の脇の手入れを教えてくれていますよ。
レーザー脱毛について
あとは、手術とは違うような気もしますが、レーザー脱毛についてもかかれています。
小野先生は、ニオイレベルが中程度であれば、レーザー脱毛をすることによってニオイは抑えられるのでお勧めしますと言っています。
中程度の人は、ニオイレベルでいうと5。
それをレーザー脱毛することによって、1~2レベルまで抑えられると言います。
理由等は、ココでは省略しますが、値段的にも手術に比べると安いのでワキメンもちょっと気になってしまいました。
しかし、レーザー脱毛は、賛否両論の方法であるとも書かれているので、自分でたくさん調べたり専門の先生に相談することをお勧めします。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ワキメン、読むのは決して早くはないのですが、この本は2時間くらいで読み終わりました。
ワキガの手術「剪除法」について細かく書かれていて、さくっと読めます。
ただ、2000年の古い本です笑
この本が気になっている方は、情報が古いというのを理解しつつ読む事をお勧めします。
コメント