皆さんは、暑くもないのになぜか脇にだけ汗をかいてシミを作った経験はありませんか?
脇にシミを作ると、緊張しているのがばれてしまったり、とっても恥ずかしいですよね。
緊張やストレスが脇汗をかくスイッチに
これは、緊張やストレスが自律神経を刺激し、脇などの局部に汗をかいてしまっているのです。
緊張するシチュエーション例
①仕事の大事なプレゼン
②企業の面接
③気になる異性との初デート
④大勢の前でのスピーチ
⑤大切な人との夜
このような場面になると、気づいたら脇汗がじわぁ、両脇に汗ジミが…
汗ジミが気になってスピーチやデートに集中できないし、良い事が何一つありません。
ストレスを感じるシチュエーション例
①嫌いな人と話す機会だったり(会社だとしゃべらざるを得ませんよね)
②上司に無理難題を押し付けられた
③苦手な飲み会に参加する
④慣れない運転をする
他にも様々なシチュエーションがあると思いますが、ワキメンが個人的にストレスを感じて脇汗をかくシチュエーションを挙げてみました。
「やばいっ!」「ドキッ!」としたら、すでに脇汗じんわり。
しかも、こういった状況でかく汗は、通常かく汗と違ってベタッとしていて気持ちも悪いんですよね。
緊張やストレスでかく脇汗の原因
これは、緊張やストレスが原因で、発汗をコントロールする自律神経の交感神経に異常が生じ、脇に過剰な汗をかいてしまうんです。
このような汗のかき方を、「精神性発汗(心の汗)」とも言われています。
いわば、「身体がなんかしらのダメージを受けていますよ。」というサインなんですね。
それがあなたの場合、脇汗としてサインが出されているんです。
長期間のストレスは危険?
また、ストレスを長い間感じていると、本人に意識無しに、潜在意識の部分で、脳が常に緊張状態になってしまってしまい、慢性的に汗をかくようになってしまいます。
長期間のストレスによって、自律神経が乱れてしまい、誤作動を起こしてしまうようです。
自立神経、交感神経って?
人間は、手足を動かすように汗をコントロールする事は出来ませんよね。
それは、私達の意志とは関わりなく、身体の機能を健全に保つために「自律神経」が働いています。
この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、バランスよく働いていて、呼吸や心臓などを動かしてくれています。
「交感神経」は、運動している時や仕事、掃除、なんでもそうです、活動している時に働いています。
緊張した時やストレスを感じたときに、交感神経は最も高まります。
このように交感神経が高まると、汗をかきやすくなります。
精神性発汗は気にしている箇所に集中?
緊張するとかく汗は、手のひらや顔などにかくことが多いそうですが、ワキメンのようにワキガのニオイも気にしている人は、脇に汗をかくこともあるようです。
性格も原因の一つ
「真面目な人、努力家、負けず嫌い、責任感強い、完璧主義」こういった人は、自分のネックである汗をどうにかしようとするけど、どうにもならず焦って余計に汗をかいてしまいます。
このような性格の人は、努力すればするほど止まらない、ほっとかなきゃいけないのにほうっておけないという「負のスパイラル」に陥ってしまっているんです。
緊張してかいた汗は、通常の汗とは違う!?
「身体を動かしてかく通常の汗」というのは、「温熱性発汗」といい、体温調節をする際に掻く汗です。
スポーツなどで身体を動かして、体温が通常時よりもあがった時に、「発汗」をして熱を身体から逃がす生理的な現象です。
この時の汗の成分は、水分とほんの少しの塩分なので、ニオイはほぼありません。
一方、「緊張やストレスを感じて掻く汗」は、「精神性発汗」といい、ベタッとした汗をかきます。「精神性の発汗」は、身体全身からではなく、脇や手のひら、頭部、顔からといった部分的な箇所からでるのが特徴です。
脇汗とシミと共にニオイも発生
緊張して脇に汗をかくと、シミだけではなく、ニオイも発生してしまうことがありますよね。
緊張で掻いた汗がくさい原因
「精神性発汗」は、緊張で急激に汗を掻きますが、ストレスによって自律神経に誤作動がおき、汗に「乳酸」などの余分なものが混ざり、これが皮膚にある皮脂と混ざってニオイの元となります。
「乳酸」は、身体を動かして疲れた後や、寝不足時など疲労している時に分泌されますが、健康な身体は、通常、血液が肝臓へ運び処理されます。
しかし、極端な体調不良や慢性的なストレスを感じると、自律神経に誤作動を起こしたり、血行が悪くなって、乳酸が肝臓へ運ばれず、汗として排出されてしまうのです。
また、脇は熱がこもりやすく、雑菌が発生しやすいので、汗と雑菌が混じって余計にニオイを発生させてしまうことがあります。
脇汗ジミとニオイを防ぐ5つの対策
緊張やストレスからの脇汗やシミ、ニオイを防ぐ対策を紹介します。
①脇汗パッドを使う
安価な汗ジミ対策にはなりますが、ニオイの対策としてはオススメできません。
また、Tシャツだと貼ってあるのがわかってしまったりするデメリットがあるので使用どころが限定されます。
それに、ぽろっとはがれてしまったり、擦れがきになってしまうといったこともあります。
オススメはOLやサラリーマンなど、スーツを着ている方です。
シャツの下のインナーTにパッドをつければほぼばれることはないでしょう。
②ボトックス注射を行う
脇汗とニオイの対策になります。
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌という毒素から精製された製剤を脇に注射し、発汗を促す伝達物質を抑えます。
要するに、注入する菌が、発汗を成分を抑えてくれるんですね。
施術時間も15分、長くても30分くらいと早く終わるのも魅力的です。
効果期間は、3~5ヶ月程と言われています。
ボトックス注射は、精神性発汗と相性が良いので、緊張して汗を脇にかきやすい方にお勧めです。
逆にワキガ体質の人とは相性が悪いのでお勧めできません。
ボトックス注射についてはコチラの記事から。
③制汗剤を使う
脇汗とニオイ対策になります。
制汗剤を使う事によって、汗腺の汗が出てくる入り口に蓋をして汗を抑えることが出来ます。
定期的にケアをしてなくてはいけないデメリットはありますが、一番リスクがなく、手軽ですぐに出来る方法と言えるでしょう。
たまに脇の汗を止めてしまって身体に異常はないのかという質問を見受けますが、脇は体温調節にあまり関与していないのと、脇で抑えた分の汗は他の箇所によって発汗されるので問題はほぼないと言ってよいでしょう。
お勧めの制汗剤
ワキガ体質で精神性の発汗もするワキメンがお勧めする制汗剤は、AHCセンシティブという制汗剤です。
医療先進国のスイスで製造されている制汗剤で、汗とニオイをきっちりと防いでくれます。
この制汗剤は、持続力がすごくて、5日間くらい持続します。
嘘みたいですが、嘘じゃないです。
精神性発汗とワキガ体質の両方に効果があり、お勧めです。
【特別価格:3,980円 ⇒ 3,480円】
また、ワキメンは今まで約30種の制汗デオドラントを試しており、ランキングも作成しているのでこちらも是非覗いてみて下さい。
もう実感しているかもしれませんが、汗ジミを作るレベルで脇に汗をかく方は、薬局の制汗剤は気休め程度の効果しか得られないのでお勧めしません。
④動物性の食生活を改善する
欧米人は肉が主食なため、臭いがキツイといわれていますね。
臭いの原因となる動物性の食品(肉類、牛乳、卵、バター等)を控え、牛乳だったら豆乳にするなど、植物性の食品に代えていきましょう。
添加物の多いコンビニ飯やインスタント食品も控えましょう。
⑤乱れた生活習慣を正す
ゲームやインターネットの普及により、夜遅くまで起きている生活が続き、睡眠不足が原因でホルモンバランスがくずれています。
ホルモンバランスが崩れると、身体がストレスを感じて、汗をかきやすい体質になってしまいます。
そうならないためにも睡眠不足は避け、規則正しい生活を心がけましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
あなたは、緊張やストレスで身体がダメージを受けている時、脇汗が一つのサインであることがわかりました。
でも、脇汗はとめたいし、シミは作りたくないですよね。
ワキメンがオススメする対策は、やはり制汗剤です。
制汗剤のおかげで、脇を変に気にする事がほとんどなくなりましたし、なによりも服にシミを作らなくなったので、色んな服を着れるようになりました。
みなさんも、自分に合った対策を見つけ、汗ジミとはさよならしましょう。
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