「AHCセンシティブが自分の肌に合うか心配している…」
「AHCセンシティブを使ったけど痒みが出て副作用があるか不安…」
AHCセンシティブは、海外の制汗剤なので強力すぎてこのように悩まれている方も多いようです。
今回は、AHCセンシティブの副作用の原因について、また痒みやかぶれの原因となる成分について紹介していきます。
ワキメンはAHCセンシティブ愛用者の1人。使っている立場として実際に起きた痒みのことなどを感想と交えてお伝えできればと思います!
AHCセンシティブとは
AHCセンシティブとは、ヨーロッパでも大人気でロングセラーにもなっているAHCシリーズの制汗剤の一つです。
スイスで製造されている制汗剤で、他にもAHCセンシティブよりも強力なAHCクラシックや手や足汗用のAHCフォルテなどがあります。
AHCセンシティブの副作用
AHCセンシティブの主な副作用は、「痒み」と「かぶれ」です。
ブログ主のワキメンもAHCセンシティブの使い始めは痒みとかぶれが発生してしまったんですね。
@コスメさんでの口コミでも「痒み」や「かぶれ」といった意見は目にしました。
AHCセンシティブを使った感想
ワキメンは中程度のワキガに重度の脇汗多汗です。
今までは親のワキガクリームを使っていて、ニオイは防げていたのですが脇汗までは防げていませんでした。
ですが、AHCセンシティブを使用してからは脇の汗ジミがワキガのニオイと共になくなったんです。
今までの脇汗はどこへいったのかというくらい。
ワキメンの世界が変わった瞬間でした。
けど、初めて使ったときにうわさの「痒み」と「かぶれ」が発生してしまいました。
そして、何度も使っているうちにAHCセンシティブの使い方がわかってきて、「痒み」と「かぶれ」はなくなったんです。
「痒み」と「かぶれ」が発生したのには原因があったのですが、それがわかりました。
「痒み」と「かぶれ」の原因
ワキメンが実際に使ってみて気づいた原因は以下の5つです。
①単純に塗りすぎてしまった。
②脇毛が生えている箇所以外にも塗りたくってしまった。
③カミソリ負けして肌が傷ついていた。
④初めてで意識しすぎた。
⑤成分の問題
これが「痒み」と「かぶれ」の大きな原因でした。
主な原因は、使い方を誤っていたからなんです。
ただ脇に塗ればいいという訳ではないんですね。
①単純に塗りすぎてしまった。
塗る量を誤っている例です。
AHCセンシティブの効力は強力なので、塗りすぎると痒くなってしまいます。
②脇毛が生えている箇所以外にも塗りたくってしまった。
制汗効果を得られるのは毛が生えている箇所です。
それ以外のところを塗ってしまうとかゆみやかぶれの原因になります。
③カミソリ負けして肌が傷ついていた。
これは女性に多く見られる原因ですが、脇毛処理をカミソリで行っていると、気づかないうちに脇の下を傷つけてしまっていてそれがしみたりかゆみの原因となります。
④初めてで意識しすぎた。
初めての人は、どのくらいの量をどの範囲に塗れば良いのかわからないので痒くなってしまう事があります。
なによりも初めてなので、本当に効くかドキドキしているし、脇に意識が集中しているため余計に痒くなってしまうということがあるでしょう。
ただ、使う毎に症状が軽くならずに酷くなるようなら 肌に合っていない可能性が高いので残念ですが、使用は避けましょう。
AHCセンシティブの取り扱い書にも記載
使用説明書には「痒み、ほてり、乾き、赤みの症状」が出る場合があると記載されています。
@コスメの口コミ
@コスメさんの口コミでもかゆみのレビューが見受けられます。
出典:@コスメ
AHCセンシティブの成分
AHCセンシティブには8つの成分が入っています。
①アルコール
成分を中和させ、肌を守る役割があります。
②塩化アルミニウム
塩化アルミニウムは、収れん効果で汗の出る入り口を引き締め、汗の水分と反応して水酸化アルミニウムを形成、汗腺の蓋となって汗を止めます。
要するに塩化アルミニウムは、汗腺に蓋を作り汗を止めてくれるんですね。
※ 収れん効果とは、タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める作用。
③精製水
蒸留や濾過やイオン交換などの手法で濃度を上げた純粋な水で、塩化アルミニウムを薄める役割をしています。
④オールドマンズビアード
抗菌作用、汗を抑える作用などがあります。
⑤クローブ
殺菌、消毒、抗炎症効果などがあります。
⑥セージ
収れん作用による制汗、殺菌効果などがあります。
⑦プロピレングリコール
保湿の役割を果たしています。
⑧フェノキシエタノール
エタノールよりも肌への刺激は弱く、防腐剤として利用されています。
痒み、かぶれの原因成分は?
AHCセンシティブの成分である塩化アルミニウムが痒みとかぶれの原因となる成分です。
痒みかぶれ発生のメカニズム
塩化アルミニウムが汗の水分と反応し、水酸化アルミニウムを形成するタイミングで酸が発生します。
この酸が肌にダメージを与え、痒みやかぶれといった症状が起きます。
痒みを抑える医薬品が出ている
AHCスイスさんから痒みを抑える「Nutric2 リアクティブ」というのを販売されています。
Nutric2 リアクティブは、AHCセンシティブの痒みを止めるローションです。
就寝前にAHCセンシティブを塗った後、Nutric2リアクティブを塗って痒みを防ぎます。
痒くならないAHCセンシティブの使い方
また、痒くならないためにAHCセンシティブの正しい使い方の記事も書いているのでこちらも是非御覧ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
副作用といっても、「痒み」と「かぶれ」がほとんどでいまのところ身体に大きな障害が出る副作用は報告されていません。
アルミニウムアレルギーの人は、体質的に合っていないので使うことは出来ませんが、ほとんどのひとは正しい使い方をすることで「痒み」や「かぶれ」といった悩みを解決できるはずです。
まだ購入を検討されている方には、是非勇気を出して一度試して頂きたい。
ニオイと汗の悩みから開放されるはずです。
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コメント
こんにちは。かぶれ、痒みの成分である塩化アルミニウムですが、ガンやアルツハイマー病の原因になると言われているのをご存知ですか?ご存知なければ、Googleで調べてください。英語やドイツ語ではさらにたくさん情報が出てきます。特に、女性の乳がんを誘発しやすいということで、ヨーロッパでは、塩化アルミニウム成分の無いデオドラント製品が大変人気です。現在乳がんで療養されている小林麻央さんの例を挙げるまでもなく、健康のリスクを負ってまで塩化アルミニウム含有の制汗剤を使うのはどうかな、と思います。塩化アルミニウムがないと、汗を完全に止めるのは不可能ですが、普段から脇を清潔にして匂いを抑えるデオドラント製品を使うことの方が、健康にいいと思います。そのような情報もキチンと載せて頂いた上で、製品を紹介して頂ければと思います。
こんにちは、ワキガ・脇汗対策ブログを運営しておりますワキメンと申します。
貴重なご意見ありがとうございます。
ワキメンもそこまで深くではありませんが、以前に「塩化アルミニウムの副作用」について記事を書いた事があります。制汗剤に含まれる「塩化アルミニウム」って何?副作用はあるの?
この記事の一部分にアルミニウム脳症(アルツハイマー)に関しても書いてあるのですが、私のネット調査+日本皮膚科学会での「原発性局所多汗症診療ガイドライン(11/22ページ)」では、現在まで皮膚に塩化アルミニウムを外用することでの因果関係を報告された論文はない。ということでアルツハイマーや乳がんが関係してくるような事は記載しませんでした。
lilyさんからコメントを頂いてから、再度調べたところ、海外の科学者の見解では危険の可能性があるというサイトを発見しました。
制汗剤を使っている人の方が発症の割合として多かったなど、制汗剤は完全に安全なものではないと言う事を言っているようでした。
>健康のリスクを負ってまで塩化アルミニウム含有の制汗剤を使うのはどうかな、と思います
確かにそうですよね、副作用で結局違う病気で悩んでしまったら意味がありませんよね。
私の場合ですが、塩化アルミニウムを含んでいないデオドラントだとしっかりとした効果を得られず、日常生活が本当に辛かったんです。今紹介している制汗剤だとその悩みがなくなったもので、心から共有したいと思い紹介しておりました。母親も今ではよく外出するようになっております。未来の健康をとるか、今の生活をとるか葛藤してますが、まだ私のデオドラントの調査不足もあります。特に海外のデオドラントは私が思っている以上に様々なものがありそうです。
lilyさんの言うとおり、100%安全でない限り、発症する可能性も0ではないよということを記載する方向で検討いたします。
今後は、そういった病気の可能性もあるということを掲載することと、1日のアルミニウム摂取量や体質との相性もありえるとの事なので出来るだけアルミニウムの濃度も記載すること、アルミニウムが含まれていないデオドラントの紹介も併せて行い、ユーザーの方にとってより良い選択ができるよう勤めてまいります。
長文になってしまい申し訳ございませんでした。
こんにちは。丁寧な解説ありがとうございます。それと、以前の塩化アルミニウムの記事は見落としていました。失礼しました。英語の記事のリンクも拝見しました。
日本製の制汗剤に塩化アルミニウムが含まれていないのは、塩化アルミニウムが日本で認可された成分ではないからだと聞いています。海外では認可されているけれども、その海外では、日本よりもずっと乳がんの患者が多いです。海外では、アルミニウムと乳がんの因果関係についてメディアで報道されることもあり、健康を気にかける人たちが、アルミニウム無しの制汗剤を求めているのが実情です。アルミニウムの濃度が、製品の説明だけでは分からないのであれば、一度メーカーに尋ねてみてもいいですね。より詳しい報告を期待しています。