今回は、手汗や足の裏の汗、脇汗多汗症の対策機器イオントフォレーシスSaalioを紹介します。
手汗や足の汗で悩まれている方は、既にご存知の方もいるかもしれません。
多くの皮膚科やクリニックでも使用されているんだよ!
家庭兼医療用イオントフォレーシス「Saalio」
Saalioはドイツで開発された最新のイオントフォレーシスです。
家庭でも医療現場でも使用ができるのが大きな特徴でしょう。
Saalio®治療システムは、多汗症(手/足や脇の下での過度の発汗)を治療するために設計されています。
30日の返金保証が付いています。
Saalioの口コミ
Saalioの価格
商品名 / Saalio®イオントフォレーシス
価格 / 87,800円
30日の返金保証はついているから試すことはできるけど、それでもちょっと手は出しにくいね…
別売りで脇用パット
価格 / 6,800円
何回以上通院してるならお得?
イオントフォレーシスを採用しているとある皮膚科クリニックの料金を参考にして計算します。
保険適応治療費(3割り負担):660円
初期治療費:3,000円
再診料:1,000円
3,660円+(1,660円×通院日数)=87,800円[イオントフォレーシスの価格] 通院日数=50日
単純計算ですが、50回通院するとSaalio®イオントフォレーシスと同じ額になります。
ということは、丸々1年通うと48回通院することになるから、1年以上通うなら購入も検討してもいいよね!
使用が禁止されている人
Saalio®イオントフォレーシスには使用を禁止されている人がいます。
・ペースメーカーを付けている方
・ICD植込み型除細動器をご使用の方
・妊娠中の方
・金属を含む子宮内ペッサリーを付けている方
・金属製の移植物がある方
・ワセリンで覆うことができない大きな皮膚欠陥、傷がある方
・手足の感覚機能に欠陥がある方 (例:多発性神経障害)
・動悸(不整脈)を持った方
・発作混乱(てんかん)を持った方
・悪性疾患をもった方
・重症の局所炎症あるいは血栓症(凝血)の方
・厳しい血管障害を持った方
・お子様
・痴呆症の方
そもそもイオントフォレーシスって?
イオントフォレーシス療法とは、多汗部分を水道水に浸し、そこに電流を流す事で皮膚の汗腺に作用し穴を小さくして汗を抑制します。
非常に弱い電流なので、副作用や身体に悪影響がないことがメリットと言えるでしょう。
多汗症治療ガイドラインでも推奨されている
公益社団法人日本皮膚科学会でも、多汗症に対し第一の治療法として推奨されています。
脇より手のひらや足の裏に効き目あり?
調べたところ、手のひらや足の裏の多汗に対しては推奨されていますが、脇の多汗に対しては「考慮」とあり、大きく推奨はされていませんでした。
皮膚科クリニックでも使われている
イオントフォレーシス療法は、多くの皮膚科やクリニックで行われています。
治療料金
保険適応となり、治療費は3割負担で1回660円が一般的です。
病院によっては、通院が困難な方へ販売もサポートしているところもありました。
そのクリニックでは価格が12万円と中々の価格でした。
治療方法
水道水を入れたトレイに多汗部分を浸し、10~20mAの電流を20~30分ほど流します。
電流を強めにするとピリピリとした刺激を感じることもあるようです。
効果の理由
電流を多汗部分に流す事によって、水素イオンが汗腺の穴を障害しすぼめることで発汗を抑えているのです。
通院回数は?
多汗症状レベルや効果の個人差によってばらつきがあります。
はじめのうちは週に2,3回、効果があらわれてきたら週に1回の通院とされています。
ちなみに、初期治療から1,2週間程で効果があらわれてくるようだよ。
継続して行えば行うほど症状は軽くなりますが、汗の元を取り除いているわけではないので、治療を止めてしまうとまた汗をかくようになります。
また、重度の多汗症の方に関しては毎日治療を行っていないと効果があらわれないこともあるようです。
持続性は?
治療中止後、効果持続期間は2,3ヶ月と言われています。
ただ、これも症状のレベルや治療を行った回数にも関係してくるので一概には言えないでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
手足多汗症の方は、皮膚科クリニックで既にイオントフォレーシス療法を利用している方もいるかもしれませんね。
イオントフォレーシス療法は、日本皮膚科学会でも推奨されている信頼できる治療法です。
家庭用のイオントフォレーシスは、サーリス以外にもあるようです。
値段や使い方、効力も様々。
確かに汗は気が気になってしまいすぐにでも欲しいかもしれませんが、慎重に慌てず、自分に合ったものを選びましょう。
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