薬局やドラッグストアで購入した制汗剤やデオドラントは効き目が薄く、納得した効果を得られている人はそういないはずです。
それなら病院の皮膚科やクリニックならワキガに効く薬を先生から処方してもらえるのでは?と、考えるかもしれませんが、
・どんなワキガの薬が処方されるのか?
・本当にワキガの薬を処方してもらえるのか?手術されるんじゃないか?
・実際の効果や成分はどうなのか?
・ワキガの薬を処方されたら保険は適用されるのか?
このような悩みがたくさん出てきて困っているのではないでしょうか。
そんな人のために、この記事では皮膚科や病院で処方される薬についての上記の悩みを解決するお話をしたいと思います。
病院(皮膚科)やクリニックで処方される薬とは?
ワキガの治療診察は、病院なら皮膚科やクリニック(形成外科、美容外科等)で行うことが出来ます。
皮膚科やクリニックでは、まずワキガの症状を確認します。
その症状レベルによってワキガの薬を処方するか手術をお勧めするか判断されます。
皮膚科の場合は、手術をするということはほとんどなく、一般的には塗り薬か飲み薬を処方されます。
クリニックの場合は、手術が多い印象ではありますが、塗り薬と飲み薬を処方しているところもあります。
ただ、クリニックの場合、手術がメインで処方箋は出していないところもあるので注意が必要です。
塩化アルミニウムが含まれた塗り薬
病院の皮膚科やクリニックで処方される代表的な塗り薬は、塩化アルミニウムを含んだ塗り薬となっています。
この塩化アルミニウムが含まれた塗り薬は、通常では脇汗の多汗症患者に処方されるものですが、ワキガにも効果があるので塗り薬として処方されます。
なぜかというと、ワキガの臭いを抑えるポイントは、汗を止める制汗作用があるかで決まるからです。
ちなみに、ワキガの臭いを抑えるもう一つのポイントは殺菌作用ですが、塩化アルミニウムには殺菌作用はありません。
処方される塗り薬の効果
塩化アルミニウムは汗に触れると固まる性質があるので、脇に塗ると脇汗と化学反応を起こし汗が出てくる汗腺に蓋をします。
これによってワキガの原因であるアポクリン汗腺にも蓋をするので、ワキガの臭いを防いでくれるのです。
処方される塗り薬の成分
有効成分:アルコールデナ、アルミニウムクロリッド、アルミニウムラクタート
その他の成分:プロピレングリコル、グリセリルステアラット、セチルパルミタット、スラミクロクリスタリン、トリイドロクシステアリン、水
病院やクリニックによって成分や濃度が異なります。あくまで参考程度にしてください。
塗り薬の成分詳細
プロパンテリン臭化物が含まれた内服薬
プロパンテリン臭化物は、多汗症の薬として唯一認められている医薬品であり、服用する事でアセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑えることにより汗を抑えます。
消化管の収縮運動を抑える働きもあるため、胃腸薬としても使用されています。
塗り薬と同様、ワキガの臭いは汗が原因なので、原因である汗を止めて臭いを防ぎます。
処方される内服薬の効果
脇等の局部の汗だけでなく、全体の汗を抑えます。
汗をかかなくなるので必然的にワキガのニオイも防ぐ事ができます。
緊張した時にかく精神性発汗にも効果がありますが、効果が強いので「口の渇き」や「眠気」といった副作用もあるので注意が必要です。
処方されるときは先生から説明があるかと思うので大丈夫かと思いますが、常用することはお勧めできません。
プロパンテリン臭化物(プロバンサイン)を実際に試して口コミした記事
https://wakimen-happylife.com/review_probanthine/
処方される内服薬の成分
有効成分:プロパンテリン臭化物
どこに行けばワキガの薬は処方してもらえる?
ワキガの薬(塗り薬や飲み薬)を処方してくれる病院やクリニックは、一体何科にいけばいいのでしょうか。
・皮膚科
・形成外科
・美容外科
・美容皮膚科
上記の4つが、基本的にはワキガの診察をしてくれて処方される可能性がある科となります。
もし、病院で治療することを決めているなら行く前に電話をして塗り薬や飲み薬を処方箋として出しているかを確認することも大切です。
わきがの手術【治療方法・費用まとめ】
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皮膚科でワキガ薬を処方してもらう際の注意点
皮膚科でワキガの診察を受ける場合、先生から「ワキガである」と診察結果が出なければワキガの薬を処方してもらえない場合があります。
要するに、ワキガの薬をもらえるかは先生の判断次第ということになります。
自分ではワキガの臭いが強いと思っていても、先生が弱いと判断すればワキガの薬は処方してもらえない可能性があります。
現に、このサイトにメールをしてくれた方にもそういった人がいらっしゃいました。
先生に限らず人によって臭いの感じ方はそれぞれですし、こればかりは実際に診察を受けてみないとわからないので、〇〇県の病院は絶対に処方してもらえるよという情報は得ることが出来ません。
形成外科、美容外科、美容皮膚科でワキガ薬を処方してもらう際の注意点
形成外科や美容外科、美容皮膚科の場合は、クリニックによってワキガの薬を処方していないところがあります。
また、やや値段が高いというデメリットもあります。
不安な方はクリニックに行く前に電話で確認するか公式サイトを確認してみましょう。
公式サイトには処方箋を表示している店舗も多いので一度確認することお勧めします。
処方される薬の保険適用について
処方される飲み薬や塗り薬は、保険が適用されるのか調べてまとめました。
塗り薬は保険が適用されるのか
塗り薬は、残念ながら保険は適用されないようです。
美容外科や美容皮膚科のサイトを見てみると、平均5,000円前後で処方されていました。
ただ、この場合診察代もかかるので実際の合計金額は7,000円前後ということになります。
飲み薬は保険が適用されるのか
飲み薬は、病院(皮膚科)で保険が適用された価格で手に入れることができます。
値段は、保険適用で約1,000円(1か月分)でした。
病院によって値段は違ってきますので参考程度にみてください。
また、美容外科等のサイトを見てみると、1か月分で平均3,000~4,000円の価格で販売していました。
こちらは保険は適用されません。
処方される薬は薬局では市販されていない
病院の皮膚科や形成外科、美容外科等で処方される塗り薬や飲み薬は、残念ながら薬局やドラッグストアでは販売されていません。
実際に足を運んで探したり、スタッフの人に聞いてみましたが見つけることはできませんでした。
病院(皮膚科)やクリニックで処方される薬は購入できる
・忙しくて病院に行く時間がない
・先生に脇を見られるのは恥ずかしくて病院に行けない
・先生にワキガと診断してもらえずワキガの薬を処方してもらえなかった
このような状況で困っている人でも心配する必要はありません。
先ほど紹介してきた病院で処方されるワキガの塗り薬と飲み薬は、通販で購入できます。
塗り薬を通販で購入したい人
ブログ主も愛用する塗り薬「デトランスα」
ワキガと脇汗多汗症で悩んでいる方には、デトランスαをお勧めします。
このデトランスαは、実は美容外科等でも販売されてる制汗剤(塗り薬)なんです。
ワキガの人口が8割と言われているヨーロッパで人気の制汗剤で、やはり効果と持続力が圧倒的に違います。
日本の薬局で販売されているものともレベルが違います。
効果が強い分、痒くなるなどのデメリットもありますが、一度塗れば3,4日はワキガと脇汗を気にすることなく過ごすことが出来ます。
飲み薬を通販で購入したい人
プロバンサインは、先ほど飲み薬としてお勧めした医薬品で、こちらも通販で購入することが出来ます。
ただ、プロバンサインは保険が適用されるので安く購入したい方は、処方されることをお勧めします。
公式サイトに飛ぶと商品写真が違いますが、内容は同じものです
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